女性のライフスタイルは、初経から妊娠、出産そして閉経といった女性の内分泌環境によって変化していきます。
都賀レディースクリニックではライフスタイルの変化に伴う、女性特有の様々な悩みを解決するためサポートしてまいります。

診療内容

:婦人科がん検診

がんは早期の発見が非常に重要です。当院では子宮頚がん、子宮体がんの細胞診検査および経腟超音波による卵巣がんの検診を行っております。症状が無くても異常を認めることがありますので、定期的な検診をお勧めしております。

:子宮頸がんワクチン

子宮頚がん予防ワクチンには、HPV(ヒトパピローマウィルス)16型、18型の感染を予防する2価ワクチン「サーバリックス」と、HPV16型、18型に加えて尖圭コンジローマの原因となるHPV6型、11型を予防する4価ワクチン「ガーダシル」があります。これらのワクチンを注射することにより、子宮頚がんの発生をかなり高い確率で抑えることが可能となりました。しかしながら2010年に公費助成がはじまり、多くの女児がワクチン接種をうけましたが、接種後に失神や慢性疼痛などの症例が多く報告されました。これにより現在、日本でのワクチン接種と痛みの因果関係について実態調査が必要となり、厚生労働省は一時的にワクチン接種の推奨を中止しております。

:月経不順・過多月経

当院では超音波検査や内分泌検査を行い、低用量ピルなどのホルモン療法や漢方薬の処方などで治療を行います。

:更年期障害治療

更年期障害とは、更年期における女性ホルモンの減少から引き起こる、月経不順、月経異常、ほてり、発汗、頭痛、めまい、耳鳴りなどの身体的な症状や、イライラや不安感、不眠といった精神的な症状が現れることをいいます。
症状は人によって様々ですので、少しでも辛いなと思ったらお気軽にご相談下さい。
当院では漢方療法の他にホルモン補充療法もおこなっております。

:月経周期移動

旅行などの予定で月経日を何日か移動させたい方は、お気軽にご相談下さい。
当院ではエストロゲンとプロゲステロンが一緒含まれるホルモン剤を処方致しております。
生理予定日の5~7日前より内服を開始しますのでお早めに来院下さい。

:子宮筋腫

子宮筋腫とは子宮の筋肉にできる良性の腫瘍のことです。良性疾患ですので必ず治療が必要とは限りませんが、月経痛がひどい場合や過多月経で不正出血がだらだら続き、貧血症状を起こしているなど、日常生活に支障をきたしている場合は治療が必要となります。

:子宮内膜症・月経困難症

子宮内膜症の診断については問診、内診、血液検査をはじめ、超音波検査を行います。月経困難症の治療にはルナベルという低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)を使います。この成分は避妊に使われる低用量ピルと同じ薬剤ですが、月経困難症の治療にはこの薬が保険診療の適応となります。この薬剤は排卵を一時的にお休みさせることで、生理に伴う痛みや症状を抑えたり、出血の量を減らしてくれます。子宮内膜症の進行予防も期待できます。

:性感染症検査

一般的に性病といわれる、STD(性感染症)は、クラミジア、や梅毒、淋病、尖圭コンジローム、ヘルペス、トリコモナス、HIVなどが代表的です。性感染症にかかりますと、発熱、リンパ節の腫れ、腹痛、下腹部痛、喉の痛み、発疹、性交痛、おりものの異常、外陰部の痛みやかゆみ、しこりなどの症状が現れます。STDは、早期発見・早期治療が重要ですので、積極的に検査を受けるようにしましょう。

:避妊相談

当院の避妊法には、低用量経口避妊薬(低用量ピル)、モーニングアフターピル(緊急避妊ピル)、避妊リングがあります。

低用量経口避妊薬(低用量ピル)OC:
OCとはOral Contraseptivesの略で「21日タイプ」と「28日タイプ」があります。正しく服用することで排卵を抑制し、避妊効果を示します。また避妊以外にも月経困難症、過多月経、子宮内膜症、不規則な月経周期などにも効果があります。

モーニングアフターピル(緊急避妊ピル)EC:
ECとはEmergency Contraceptionの略で、「妊娠を望まないのに無防備な性行為をもった」、「運悪くコンドームが破れてしまった」、「レイプ被害を受けた」など望まない妊娠を避けるための緊急避妊に用いる薬です。

ヤッペ法:中用量ピル(プラノバール)を使った緊急避妊法です。望まない形の性交渉をもってから、72時間以内にプラノバールを2錠服用します。その12時間後にまた2錠服用します。安価ですが2回服用しなければいけないことと、吐き気など身体に負担のかかる副作用が出やすくなっています。

ノルレボ:性交後72時間以内に1回のみ2錠服用します。ノルレボは中用量ピルを使ったヤッペ法と比べると副作用がずっと少なく、安全な避妊薬とされています。避妊に失敗する割合もヤッペ法の3%に比べると3分の1の1%となっています。

:人工妊娠中絶について

妊娠が判明したものの、母体の望まない妊娠あるいは経済的理由などにより、どうしても妊娠継続ができないことがあります。
当院では妊娠10週未満の妊娠初期の場合に限り、母体保護法に基づき、熟練した母体保護法指定医が人工妊娠中絶手術を行います。手術は日帰りとなります。